鼠径ヘルニア 手術 入院期間

鼠径ヘルニアの手術と入院期間

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一般的には脱腸と呼ばれている病気が、鼠径ヘルニアです。
幼少期に発症することが多いと思われがちですが、成人になってから発症する方も多くいらっしゃいます。
発症原因は、加齢により筋膜が弱まると、鼠径管が通っている穴が広がってしまい、その穴から腹膜や腸が外へ飛び出してしまうのです。
また、立ち仕事や重い荷物を持つ仕事に従事している方、肥満体型の方は、下腹部に圧力をかけることになり、鼠径ヘルニアを発症しやすいタイプと言えます。
初期の鼠径ヘルニアは、違和感や軽い痛み程度で済むため、放置されがちです。
しかし、症状が進行すると、飛び出した腹膜や腸が元に戻らないカントンという状態になり、激痛や腸が壊死してしまうなど、命にかかわることもある危険な病気でもあります。
自覚症状のある方は、早めに外科を受診するようにしましょう。

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鼠径ヘルニアの治療には、手術を行うしかありません。
従来から行われてきた手術で、広がった筋膜部分を縫い合わせて穴を塞ぐ方法がありましたが、近年では、この穴にメッシュシートを埋め込んで穴を塞ぐメッシュ法が一般的になってきています。
このメッシュ法は、再発率も低く、メッシュは体に優しいポリプロピレンを使用しており、術後の痛みが少ないため、入院期間が短くて済み、日帰り手術を行っている専門医もいらっしゃいます。
実際の手術では、部分麻酔を行った後、患部を3cmから5cm程度切開してメッシュシートを挿入します。
手術時間は1時間程度です。
術後の経過観察のため、一週間程度の入院期間が必要となります。
メッシュ法では痛みが少ないためか、退院後すぐ職場に復帰される方もいますが、再発防止のため、一ヶ月程度は重い荷物を持つことや、ゴルフや野球などの瞬発力が必要なスポーツは控えるようにしましょう。

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