鼠径ヘルニア 診断 方法

鼠径ヘルニアの診断方法と手術

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鼠径ヘルニアとは、鼠径部(太股の付け根部)において腸や腹膜の一部が飛び出した状態です。
腸や腹膜が筋膜の間から皮膚の方へ飛び出し、外見では突起として確認されます。
指で触ると柔らかく、押せば引っ込むようなものです。
このような柔らかい状態は初期の段階ですが、悪化すると硬くなり元に戻らない嵌頓状態に陥ることもあります。
嵌頓状態に陥ると、腸が詰まって腸閉塞となり痛みを生じます。
また腸の血流が滞り、細胞が壊死する危険性もあるため経過の観察には注意が必要です。
鼠径ヘルニアは大人の場合は体の組織が弱まることが原因で、40代以上の男性が多い傾向にあります。
男性の方が割合が多く女性は少ない方ですが、これは女性の鼠径管が男性よりも小さいことにあるようです。
また、普段の生活では重いものを持ったり、咳や便秘で腹圧が上がった時に症状が出ることもあります。

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鼠径ヘルニアの診断方法は、まずは視診・触診・問診が基本となります。
診察時に明らかな膨らみがある場合、お腹に力を入れるなどしてヘルニアが出てくるかどうかなど確認します。
膨らみがない状態だと診察が困難になりますが、自宅での状況などを問診で確認することになります。
鼠径ヘルニアが疑われる場合は、次の段階として超音波検査が行われます。
超音波検査の画像で、突起物が腸である場合は層構造に見えます。
また、血流信号や腸特有の蠕動運動が確認できれば判断することができます。
さらに詳細に診断する場合、特に手術が行われる場合はCT検査が行われます。
CT検査によりヘルニアが起きている詳細な部位や、嵌頓状態かどうかを確認することができます。
手術方法はここ最近では内視鏡による手術が行われるようになり、患者の体に負担がかからないようになってきました。
そのため日帰り手術を行っている病院もあり、復帰までの期間が短く済むようになっています。

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