鼠径ヘルニア 手術 失敗

鼠径ヘルニアの手術と失敗する可能性

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一般的に脱腸という名前で広く知られている鼠径ヘルニアは、手術以外の治療法がない疾患です。
1歳未満の先天性疾患の場合は自然治癒する可能性がありますが、1歳を越えると自然治癒はほぼ不可能とされています。
鼠径ヘルニアで病院を受診している人は14万人以上ですが、実際はその数倍にものぼるとも言われています。
その理由としては、子供の病気というイメージを持っている人が多いことと、恥ずかしさや忙しさなどがあげられます。
ですが、適切な治療をせずに放置してしまうと、最悪の場合には腸が壊死や腹膜炎を起こしてしまいます。
それほどの症状になってしまうと、合併症を起こしている可能性もあり、後遺症が残ってしまう可能性も高くなります。
なので、決して軽視してはいけない疾患と言えるのです。
少し前に比べ、今行われている手術では体への負担が少なく、術後の合併症や再発の心配も減っています。

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鼠径ヘルニアの手術は、メッシュと呼ばれる人工補強材を用いる手術になります。
以前は穴の開いた組織を引っ張り、縫合する方法が主流でしたが、脆弱化した組織を無理に引っ張るので、術後の痛みが強く、再発することも珍しくはありませんでした。
人工補強材を用いる方法では、穴の開いた箇所を補強材で塞ぐため、無理な負担をかけることが少なくて済み、痛みや再発が起こる可能性が格段に減りました。
鼠径ヘルニアの手術自体は、比較的難しくないと言われています。
時間も短く、場合によっては日帰りで行えることもあります。
ですが、絶対に失敗しないというわけではありません。
重要なのは、患者さんの健康状態です。
ある程度の体力が必要になりますし、生活習慣病などのリスクが無いことも大切です。
生活習慣病がある場合、失敗する可能性が高くなってしまいます。
健康状態の悪い患者さんであれば、まずは全身の状態がある程度まで回復させる時間が必要となりますので、場合によっては長い期間が必要となることもあります。
その間に、患部の状態が悪化することもあり得るので、鼠径ヘルニアの有無に限らず、普段から自身の健康状態には気を配るようにしましょう。

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