鼠径ヘルニア 放置 危険

鼠径ヘルニアを放置するのは危険?

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鼠径ヘルニアを放置していると嵌頓という危険な状態になってしまうことがあります。
嵌頓とは筋肉で締め付けられることにより脱腸した部分が元に戻らなくなってしまう状態のことです。
嵌頓状態になると内容物が腸の中に詰まってしまうので腸閉塞を発症することがあります。
腸閉塞を発症すると激しい腹痛や嘔吐、膨満感などの症状が現れるようになります。
また、腸だけでなく腸間膜もねじれたり圧迫されたりすると血流障害が起こるので腸に酸素や栄養分が送れなくなり、腸の組織が壊死してしまう危険があります。
腸の組織が壊死すると最悪の場合は命を落とす危険があるので、嵌頓状態になった場合は緊急手術が必要になります。
大人の鼠径ヘルニアは放置していると症状が悪化するだけですが、小児鼠径ヘルニアは放置していれば自然に治ることもあります。
ただし、自然に治るからといって放置していると、嵌頓状態になってしまうこともあるので、小児鼠径ヘルニアの場合も病院で早期に適切な治療を受けることが大切です。

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鼠径ヘルニアを発症すると初期症状として鼠径部に押すと引っ込んでしまうくらいの柔らかい膨らみができます。
この段階では常に患部が腫れているわけではないので判断が難しいですが、この段階で治療を受ければ嵌頓状態になる危険性はありません。
鼠径部の膨らみを押せば元に戻るようならまだ初期段階なのでそれほど危険ではありませんが、そのまま放置していると痛みが出てくるので日常生活に支障をきたしてしまう可能性があります。
そして、さらに放置していると嵌頓状態になってしまう危険性があるので、そうなる前に病院で適切な治療を受けることが大切です。
薬物療法や運動療法は鼠径ヘルニアの治療には有効ではないので、根本的に治療するには手術以外の方法はありません。
主な手術方法は鼠径部切開法と腹腔鏡下手術の2つですが、病院によっては双方の長所を取り入れたハイブリット法で手術が行われることもあります。
近年では技術の進歩により日帰りで手術を行える場合がほとんどですが、嵌頓状態にある場合や再発鼠径ヘルニアの場合などは入院が必要になることもあります。

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