鼠径ヘルニア 手術後 運動

鼠径ヘルニア手術後は生活習慣改善と運動が重要

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近年、鼠径ヘルニアの患者数は増加しており、とても身近な疾患となっています。
1歳未満の発症であれば自然治癒する可能性がありますが、それ以外では自然治癒することはなく、手術が必要となります。
以前から行われていた手術方法は穴の開いた組織を縫合する方法でしたが、この方法は組織を無理やり引っ張って縫合することで手術後に強い痛みを感じたり、再発することもありました。
最近行われている手術方法は、穴の開いた箇所を人工補強材で塞ぐ方法になります。
こちらは、脆弱化した組織を無理に引っ張る必要がないので、引き攣れるような痛みは起きにくいとされています。
そして再発率も1%以下と、とても低く、今ではこちらの手術方法が主流となっています。
ただし、絶対に再発しないというわけではありませんし、使用する人工補強材の種類や、切開するのか腹腔鏡を用いるのかによって、手術後の経過に影響する可能性もあります。
なのでどの手術方法を選んだとしても、メリットとデメリットがあるということは念頭においておきましょう。

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鼠径ヘルニアの手術を行った後、患者自身ができることは再発しないようにすることです。
せっかく手術が成功しても、発症以前と同じ生活を送ってしまっていると再発の可能性は高くなります。
鼠径ヘルニアは、太ももの付け根部分の筋肉や筋膜が加齢などによって弱くなり、そこに力を入れるなどして腹圧が高くなることで発症します。
筋肉や筋膜の脆弱化が原因なので、安易に筋力強化トレーニングを行う人がいますが、これは大きな間違いです。
穴が開いてしまうほど弱くなった組織は元には戻らないので、逆に激しい運動をすることでで再発する可能性が高くなってしまいます。
再発防止のために効果的なのは、生活習慣の改善です。
肥満や便秘、喫煙なども再発の原因となります。
激しい運動は避けるべきですが、適度な運動は必須です。
自分の身体の状態に合わせて、適切な運動を行うようにしましょう。

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