脱腸 戻し方 原因 症状 

脱腸の戻し方そして原因と症状

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脱腸というのはさほど珍しい病気ではありません。
小さな赤ちゃんによく見られる病気だと思われがちですが、意外にも大人がかかる方が多い病気です。
脱腸は別名をそけいヘルニアとも言います。
そけいとは太ももの付け根部分のことを言い、そこに出る小さなふくらみが初期症状になります。
特に重いものを持ち上げたりしたときなど、おなかに強く力を加えたときに出やすくなります。
ふくらみの大きさは人それぞれですが、ピンポン玉くらいの大きさであることもあり、触った感触はやわらかいです。
このふくらみは、内臓を保護している腹膜や腸の一部になります。
戻し方は簡単で、手で押せば引っ込むことからたいていの人はそのまま放置することが多いようです。
ただ、何度も同じ症状を繰り返したり、軽い痛みを伴う場合もあり、ひどくなるまで放置しておくと、やがて腸閉塞や腹膜炎など命にかかわる病気になることもあるので注意が必要なのです。
繰り返しふくらみが出てくるなどの症状が出た場合には、きちんと外科を受診するようにしましょう。

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脱腸の原因ですが、大人の場合は多くは加齢によるものです。
加齢によって内臓などを支えている筋肉や筋膜が衰えてくることにより、そけい部にあるそけい管と筋肉の間に隙間ができてしまうのです。
その隙間から腹膜や腸の一部がはみ出してしまうのです。
脱腸の種類は大きく分けて、外そけいヘルニア・内そけいヘルニア・大腿ヘルニアの3つがあります。
これらのヘルニアのタイプは、場所は違いますが原因は一緒です。
加齢による筋膜や筋肉の衰えです。
男女差は男性の方が多く、全体の患者数の8割は男性になりますが、原因が加齢にありますのでだれにでも起こり得る症状といえるでしょう。
治療の戻し方としては、ヘルニアバンドなどで外側から押さえる方法があります。
ただ、この方法は根本的な解決にはならないので一時的な治療法になります。
完治には手術が必要になります。
現在の手術方法で多いのは、脱腸した部分を手で押し戻し、再び飛び出してこないよう医療用のメッシュシートなどで隙間をふさぐ方法です。
この方法だと、局部麻酔での手術が可能で、傷も小さく入院期間も短くできるメリットがあります。
ただ、脱腸を悪化させたままで放置していると、腸の組織が壊死していることもあり大きな手術になる可能性も出てきますから、脱腸部分を手で押して戻るような戻し方の状態での早めの受診を心がけましょう。

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