脱腸 症状 子供 原因

子供の脱腸の症状と原因

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子供の脱腸は、胎児の頃に足の付け根あたりにできた袋状の突起に腸などが入り込む事によって起こります。
この突起は胎児が成長していく上で形成されるのですが、生まれるまでに突起の入り口は閉じる事がほとんどです。
しかし、何らかの原因で閉じずに開いたままの状態で生まれてくる子もいます。
その為、脱腸を引き起こしてしまうのです。
男女差があり、男児が女児よりも2〜3倍、発生しやすいとされています。
先天的な疾患であるにもかかわらず、1歳未満で、明らかな脱腸に気づくのは3割から4割程度にとどまっており、残りはそれ以上の幼児期・学童期になってから気づく事が多いのです。
飛び出した腸などが捻じれたり、詰まってしまったりすると命に関わる事態になるので、軽視しない事が大切です。
大人の脱腸とは違い、子供は不快感を言葉で表す事が難しいので、特に生後まもない赤ちゃんの間は、周りの大人が着替えやおむつ替えの時にお腹の部分をよく観察したり、変わった様子がないか気を配る必要があります。

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子供が脱腸を起こすと具体的にどんな症状が出てくるのかを説明していきます。
まず、よく観察していれば、泣いたり、お腹に力を入れた時に少し足の付け根や太もも部分がぷっくり腫れる事に気づきます。
場所は、ちょうどおむつやパンツに沿ったラインです。
初めは、膨らみはとても柔らかく押すとへこんで元の平らな状態に戻ります。
何もしなくても、戻ってしまう事もあります。
痛みも無いため、気づかずに放置してしまいがちなので注意が必要です。
何度も脱腸を繰り返し症状が進行すると、この膨らみは固く腫れて痛むようになってきます。
症状として痛みは吐くほどに激しく、赤ちゃんがいつもと違ってギャンギャン泣くので、何かおかしいとこの時点で気が付くケースもよくあります。
痛みが出る状態まで進行すると、もう押しても元に戻ることはありません。
飛び出した部分の血流が悪くなって壊死してしまう前に、手術で壊死した部分を取り除かないと、大変危険な状態になります。
足の付け根や太ももの膨らみに気づき、痛みを訴えたり、おう吐の症状がある場合は、大至急、病院を受診する事が大切です。

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