鼠径ヘルニア 症状 女性

鼠径ヘルニアの症状と女性に発症する原因

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年々患者数が増加している鼠径ヘルニアは、圧倒的に男性に多い疾患で、患者の約八割が男性です。
日本全体での患者数が十四万人以上なので、そのうち約三万人は女性の患者さんということになります。
鼠径ヘルニアの発症原因は、大人と子供で異なります。
子供の場合はほとんどが先天性疾患で、大人の場合は加齢や仕事などが原因とされているので、中年以降に多く発症します。
しかし、女性は成人から中年にかけての発症がほとんどです。
男性の場合は、力仕事をしている人が、日常的に繰り返し力むことでヘルニアになってしまい、女性の場合は出産で力むことでヘルニアになってしまいます。
鼠径ヘルニアには、外鼠径・内鼠径・大腿ヘルニアがあり、それぞれ腸の出る場所が異なります。
女性が発症するのは外鼠径のヘルニアがほとんどで、重症化する可能性は非常に低いです。
高年の女性では大腿ヘルニアも多く見られ、こちらは重症化する可能性が非常に高いとされています。

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鼠径ヘルニアの症状は、鼠径部の腫れです。
初期の段階では、立ったときやお腹に力を入れた時に、鼠径部に腫れが出現します。
なので、前述したように、日常的に力むような仕事をしている人や出産を経験した人、そして慢性的な便秘の人にも発症しやすいです。
症状が軽度の場合、痛みや違和感はあまりなく、鼠径部の腫れを手で押し込むこともできます。
しかし、症状が進行すると、痛みや違和感が強くなり、吐き気を感じることもあります。
そのまま放置しておくとさらに悪化し、最悪の場合にはヘルニアの嵌頓という状態に陥ってしまいます。
腫れが急に硬くなって、手で押しても引っ込まなくなり、腸が壊死してしまうのです。
そこから腹膜炎を併発して緊急手術が必要になります。
子供の先天性の鼠径ヘルニアは自然治癒する可能性がありますが、大人の場合は自然治癒することがないので、手術が必要になります。
薬や筋力トレーニングをしても改善しません。
発症しないためには、普段から健康的な生活を送ることが大切です。
痩せすぎても太りすぎてもいけませんし、適度な筋肉をつけておくことも重要です。
バランスの良い食事と運動を心がけることで、便秘の予防にもなります。

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